煉瓦壁のテラスでは

ヨーロッパの5月はメイデーの鈴蘭にはじまり、母の日のブーケやお誕生日のブーケ(そう!私は5月生まれなので)、お花を選んだりする機会が多い月です。昨年の豪雪(?)で残念なことに、テラスのアフリカンリリーの鉢は2つとも枯れてしまったのですが、昨年植えた蔓アジサイが花を開かせました。



額アジサイ2


実際にたわわな花が壁一杯に咲く様になるまでは2-3年はかかるといわれ、何とも気の長い話、と今年はあまり期待していなかったのですが、5つあった苗のうち、元気なのはちゃんと今年から花をつけてくれました…。



額あじさい1


テラスの日の当たらないレンガ壁に何がよいか慎重に選んだ結果がこれです。もっともっと蔓を延ばして上に伸びていって欲しいものです。


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ツリーの消える日

生の樅の木を飾る家が多いヨーロッパでは、住んでいる地域ごとに古いツリーをまとめて回収してくれるサービスがあります。それが今年は13日の木曜日。飾った日から数えてちょうど1か月。その間、葉や飾りは常に猫たちの格好のターゲットとなり、枯れないように水を溜めた鉢は彼らの水飲み場となり、しな垂れ始めた枝はジャングルジムと化し、最後の週は、乾季サバンナのバオバブごとく、見る影もなく立ち枯れてしまったツリーさん、どうもお疲れ様でした。



ツリー去る


ツリーを撤去した後のコーナーは夏に戻ったようでなんだかとても広く感じます。庭が隠れてしまうからといって夫がカーテンをつけたがらないリビングは、冬、しかも雨の降る天気の悪い日は、体感のみならず見た目も寒さを呼び込むよう。ソファカバーの色を変え、赤いブランケットとクッションを置き、カーペットでなんとか温かみの出る色はプラスしていますが、やっぱりカーテンつけましょうよ、と私。これで何十回目かの催促です。



キッチン爆発


とにかくこの冬の寒さは半端じゃありません。池の鯉が2匹、氷の下で死んでいたことの他、大きな事故がこれ。毎晩続いた料理で休む間のなかったガスオーブンの熱でその前の壁がはじけちゃいました…。これも人が寝ている間の温度と起きて立ち働いているときの温度があまりにも違ったため?



そういえばルーヴァン出身で人気のシェフJeroen MeusのTVキッチンでは、オーブン前の壁がチェッカー模様のタイルになっていましたっけ。いっそ赤と黒のチェッカー模様なんてどう?と問えば、「グレイと白ならね」と夫。そろそろ「白、白、白の家」から脱出したい私と、あくまでもシンプル&マニッシュなインテリアに固執する夫。この家に引っ越してちょうど2年が経ちました…。
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食卓の彩り_野菜ハーブ盛

友人と友人の新しい恋人を招いて我が家でディナー。そんなに大層なことをするつもりはなくても、いざとなるとお皿をセッティングしたテーブルが少し淋しい…。急場しのぎに色味のある野菜を大皿に盛り付けて、お花の代用を。



テーブルに野菜


この日の野菜盛には、真っ赤なプチトマト、白とグリーンが爽やかなリーク、茶色のしいたけ、濃いグリーンのクレッソン。大皿の両脇には、ウィスキーグラスに紫色のハーブの束を。夫がブリュッセル通りの八百屋で見つけたものですが、名前はSAKURA。なのに、葉の色がピンクというわけでなく、葉の形が桜の花に似ているわけでもない。味が、桜餅についてくる葉の味に似ているのかと思いしがんでみましたが、そうでもない。不思議なこのハーブ、どなたか名前の由来、ご存知でしょうか。
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初夏の『新参者』

今週末は20度を超える快晴。ヨーロッパもようやく夏らしくなってきています。フロントポンドの水をとりかえ、そこに住まわせる鯉を夫が買ってきました。



金魚


以前の家でも金魚や鯉を庭の池で飼っていました。その子達は新しい家主のもと今もその家で7年目の夏を迎えているはずです。そしてこの夏、この新しい家の新しい池に、ようやく魚が住めるシーズン到来です。



りんご


生きたままの魚を見るのは、生まれて初めて。この庭で夏を過ごすのは2年目のりんごにとっても、新しい発見がいっぱい。トーネットのガーデンチェアに続いて、今週水曜日には、ガーデンテーブルが届きます。
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女性専科_宴の花

ワインの薀蓄は男性にまかせるとして、男性に茶々を入れられることなく女性が自信を持って選べるもの、それは宴の花。選ぶ花にもそれぞれのお人柄が出るので興味深いです。

グレタのくれた花束

こちらの画像はヴァレンタインの前の金曜日、やはりディナーにお招きしたGretaの薔薇の花束。赤とピンク、薄いグリーンの入った白の組み合わせがとてもシックで上品。カーテン、クッション、ドレスと仕立裁縫に関しては熟練の腕を持ち、着こなし上手の彼女の人となりをよく現わしています。彼女の住むリンベルグ(Limberg Sit Truden)地方の特産物、りんごのリキュールと一緒に持ってきてくれました。

おみやげクロッカス

こちらは広大な自宅の庭に数百?とも噂される数のウサギを飼育している歯科医の叔母が持ってきてくれたクロッカスのアレンジメント。苔と一緒にお花を生けこみにした石の鉢はかなりの重さです。そのまま庭の一部となりそうな大層立派なもの。お金持ちなだけでなく、春を意識させる可憐な白の花を選んだところがウサギ好きの叔母様らしい。

宴たけなわ

イングリッシュガーデン大好き、ローラ・アシュレイの花柄プリントのファンでもある夫の母は、ヴァレンタインなのに、義父がお花もチョコレートもくれない、とアペリティフタイムでこぼしていました。でもこれは毎年恒例の母の愚痴。ロマンチストではあっても、「そうした商業的に作られた行事は一切ご免」という義父。理由はどうであれ、花束とチョコをプレゼントして家庭平和が保たれるなら安いものではないでしょうか、と心の中でつぶやく私。女性としては義母にちょっと肩入れしたい気持ちです。

グリーンの席

チョコレートとボルドーは私の永遠の定番カラーでもありますが、最近は夫の横槍がうるさくて、シンプル&マニッシュなインテリアに我慢し通し。この日は夫に対して発言力のある二人の女性が味方にいるので、日頃の鬱憤晴らしもあってテーブルセッティングも私のお気に入りの色にしてみました。グリーンの席は、まだお子ちゃまな夫用。キスマーク入りのメニュには夫への私の思い(実はアテツケ)がこめられてます。


我が家の若干29歳の料理人、「お二人見てると仲がいいから僕も結婚したくなっちゃいました…。」とのご感想。甘いですね。男女の仲、結婚生活、まだまだ奥を読み取らなくちゃ。
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ツリーよ、さようなら

今日はクリスマスツリーの回収日、12月からずっとリビングの窓際を陣取っていたツリーを撤去しました。実は、この束、ちょっと茶色になった「第一号」とまだまだ緑で元気な「第二号」が二本で回収車を待っています。

ツリー回収

今年のツリーはかなり大きく、夫が買って帰ったきた当初は、本当にこのサイズが我が家に収まるのか疑うほどの存在感で、そのためせっかくの窓からの景色がこんなに隠されてしまいました…。

今年のツリー一号

しかも、夫曰く、「我が家の歴史(約6年)の中で史上最高のツリー」、「第一号」は、どうも植木屋の根の処理が悪かったらしく、水を吸わずに一週間ぐらいでみるみるうちに枯れてしまいました。そしてクリスマス直前に急遽、新しいツリー「第二号」とお取替え。どちらも大人2人が手を広げてもまだ抱えきれないほどの大きさですから、これはそんなに簡単な話ではありません。しかし、「第二号」はさすがに最後まで売れ残っていただけに、「裾周りが短い」という欠点がありました。


裾周りが短いとどうなるか?こんなふうに幹にはめたプラスチックの台がそのまま見えて、まるで工事現場のオジサンがミニスカートはいたみたいで、ちょっと恥ずかしい訳です。ようやくの思いで挿げ替えた後、直立した「第二号」を見て、夫が「こんなに醜いツリーは生まれてからこのかた見たことがない!」と怒り出し…。その夫をなだめるため、妻はせっせと飾りつけをし、プレゼントの箱を足元に並べ、ほらじきに枝が下がって目だたなくなるからね、と言ってごまかそうとしたのですが、この時期クリスマスツリーに全身全霊を傾けている夫は聞く耳持ちません…。

猫の足跡

…とまあ、こんなあんながありまして、昨年12月25日の「(戦場の)メリークリスマス」の日を迎えた訳でした…。猫はいいねえ。人間が、たかがツリーで目をいからせ怒鳴りあうまでの喧嘩の最中でも、優雅に庭でお散歩ですから。

今週は、ずっと氷点下ですが、お天気は良く、先週末に降った雪がまだ溶けずに残っています。
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「白の家」の冬支度

日がどんどん短くなって、4時過ぎには暗くなる11月。我が家も冬支度が始まりました。まず、かねてからの懸案事項であったリビングのソファの購入。これはイタリアのブランドでMUSSI、大きくて長い3人掛け(横幅270、奥行100)。実際に配置するまでは、サイズオーバーかと心配したのですが、置いてみるとゆったりと壁際のスペースに収まりました。チョコレートカラーのフロアランプ(オランダのブランド、MOOOI製)と相性も◎。

新しいソファ

夏の間は気持ちのよかった真っ白の壁が、寒々しくみえるようになってきたため、ダイニングリビングの一面をオリーブグリーンに塗りかえましたが…。

ペンキダイニングリビングの白壁

…その結果、余裕のスペースだったそのコーナーが急に狭く息苦しい印象に。これはまったくもってNGでした。急遽また元の白に戻します。濃い緑を消すためには、3回ぐらい重ね塗りしないと落ち着きません。週末もう一度コーティングすることで、ひとまず、肘掛け椅子を元に戻します。家の各所にある白壁は、これから版画や、写真のパネルでデコレートすることで、すべてそのまま白で残すことになりました。(私の”お色直しプラン”は、今回の失敗で夫が却下。)



キャンドルライト

明かりも暖かみを添える重要なエレメント。リビングの暖炉脇だけでなく、ディナータイムにはカウンターキッチンにもキャンドルを灯すようになりました。「白い家」の冬支度。クリスマスまでの課題です。尚、夫の宣言によると、今年のクリスマスツリーは12月12日(土)に搬入!だそうです。
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ガーデンハウスがオランジュリーになるまで

毎日快晴続きのベルギーです。スイミングポンドに水は入ったものの、ガーデンハウスはいまだ物置状態。こいつをなんとか使えるようにしようじゃないかと1日で壁の塗装と床張りに挑戦。このガーデンハウス、最初はゲストルームにしようとか、テラスハウスにしようとか、いやいや、やはり工具用物置に…とかなんとか、二転三転、その完成図が変わっております。最近、ようやく「オランジュリー」、厳しい冬の間、植木などを入れて庭の代わりに楽しむ場所として使おうか、という方向で話がまとまりつつあり、壁は白、床は黒のリノリューム、シンプルなフォトステュディオのような内装へと話がまとまりました。

ガーデンハウス、塗装床張り完成


ガーデンハウス、ペンキ塗り前


ペンキを塗る前は、こんな感じでした。
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引越しました!

引越し当日


前回の更新から5日、おかげ様で無事に家具の搬入が終わりました。同じルーヴァン市内、クルマで5分程度の距離ですので、小さなバンで何回か往復して運びます。貴重な労働力は、夫の幼馴染やサッカー仲間、そしてもちろん兄弟たち。地域社会に根付いていると、引越しや改築なんかは仲間が皆こうして助け合います。お昼は夫のお父さんが、サンドイッチやワイン、サラダを差し入れてくたり、引越しが片付いた頃にはまた孫を引き連れて両親そろって引越し祝いの鉢植えを届けてくれたり、と至れりつくせり。ベルギーフランダース地方の家族の絆は本当に強いです。

キッチン、ラタンプレースマット


白いカウンターキッチンに、引越し祝いのオーキッドの鉢植え。手前に見えるキャンドルのようなライトは、PHILIPS社の出しているWhite Candle Lights。電気で充電して使うのですがちらちらと動くあかりがキャンドルさながらで、手で持って横にするだけでONとOFFが簡単に操作できます。

フレンチブレッドバスケット


ラタンの細長いフレンチブレッドバスケットは、カウンターの上にある小物をまとめて置くのに重宝して使っています。白いセラミックのカップは、プラスチックの使い捨てカップを手でくしゃっと握ったような形。ルーヴァンでインテリアショップを営む義理の妹が夫の誕生日のプレゼントにくれたもの。彼女のインテリアショップもとても素敵なので、近々にこのブログでもご紹介する予定です。
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ヨーロピアンインテリアの極み、暖炉

新居、リビング、暖炉


ヨーロッパに住んで、ヨーロピアンの家を構え、ヨーロピアンなインテリアを楽しむ、その醍醐味の一つは暖炉。今の家は、改装をするときに全部煙突を閉じてしまっていたので、形は残っても実際に使うことはできませんでした。さて、メタルのフェンスや白いキッチンなど、現代的にすっきりと改築された今回の新居ですが、表の通りに面したリビングは、昔ながらの暖炉が残されたクラシックな空間です。床のパルケも当時のまま。この暖炉周りをどんな風に飾るかも、大きな課題です。

暖炉周りのディスプレイ


こちらの写真は、ルーヴァン市内のインテリアショップ。古い邸宅をショールームにしているので、キッチン、リビング、ダイニングなど、実際の間取りのままのディスプレイが楽しめます。こちらのインテリアでは、スツールやクッション、暖炉脇に書き物机を置いたりした正統派。私は結構こうした大人の雰囲気が好きなのですが、テレビ大好きで、Mac Miniや趣味のサッカーでもらったトロフィーを後生大事にしている夫とは、かなりもめそうですねえ…。
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