Casa Bollicine_Paris通りのイタリアン泡バー

私の住むルーヴァン市には、Parisという名前の通りがあります。オランダ語でParijsstraat。小さいブティックやカフェレストランが軒を連ねているにぎやかなこの通りに、新しいお店が出来ているのを発見。



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白と黒を基調にしたシックなインテリア。レストランのようでいて、それだけではない雰囲気。看板を見たら、なんとB&Bとあるではないですか。



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飾り気のないシンプルな空間にある唯一のオブジェ(?)。階段下のコーナーを飾るグリーン、メタル、黒いファーの不思議なコンビネーション。



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朝食、ランチ、そしてディナーは出さないけれど、アペリティフも楽しめるとのことで、カウンターにはグラスがずらり。食事の内容はイタリアンだそう。



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小雨の降りだした火曜日の午後、お店にいたのはこの二人の女性だけ。OPENしてまだ一か月。椅子もテーブルも、カウンターもぴかぴかに磨き上げられているのですが、お客様の影はありません。キッチン中央の食洗機だけがうんうん唸って動いていたのが印象的でした。



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お店の名前は「casa bollicine」カーサ・ボッリチーネ。ボッリチーネはイタリア語で、スプマンテやプロセッコ、シャンパン、泡系の飲み物のこと。しゅわしゅわ大好きな私はまずこの楽しげなウィンドウのロゴにやられちゃいました。



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街を散策するには理想的なロケーションとお洒落な泡バーの組み合わせ。宿泊抜きで、食事だけの利用ももちろん可能。午後の1杯に一人でも気軽に立ち寄れそうな雰囲気が嬉しいです。



お部屋は全部で3部屋。どの部屋もツインまたはダブルで朝食付150€。



Casa Bollicine BVBAParijsstraat 7

3000 Leuven



T. +32 497 83 97 17 T. +32 496 90 52 46

E. info@casabollicine.be
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街の中の黄金色

深まりはスローモード。今年の秋は眠気を誘うほどゆっくりと忍び足です。



街の中の黄色1


色づいたかと思うと、翌日には一気に風にさらわれていくこともあれば、一葉一葉が目の前で宙に螺旋を描いて落ちていくような年もある。落葉の季節は毎年どこかしら個性が印象に残ります。



街の中の黄色2


今年はじっくりと落ち行く葉を眺めてもまだ少し時間が残るようなスローモードの年。気温もややおだやかな11月となりました。



街の中の黄色4


夕陽は斜めからまっすぐ目を射るような鋭さ。木の葉はその光に焼かれたかのごとくこんがり黄金色です。



街の中の黄色5


公園では、芝の上にこんもりと積もった黄金色を避けるかように、水鳥たちが池の真ん中の小岩で身を寄せ合っていました。こんなに鮮やかな黄色の上を歩いていては目立ちすぎてしまうことを恐れているのでしょうか。



街の中の黄色3


街の木々がすっかりその葉を落とした頃には冷たい風が頬や手の先を襲うでしょう。OYUNAオユーナのカシミアが活躍する季節ももうすぐそこ。
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春から初夏へ

毎日快晴!と言って調子に乗りすぎたせいか、風邪をひきこみ、喉と鼻をやられて一週間寝込みました。2週目で医者に行き、3週目の今となってもいまだ咳がひきません。このブログもだいぶ更新をさぼってしまいました。GWを利用してベルギーに遊びに来た友人も着いた早々風邪。日中は晴れて気持ちのよいヨーロッパも夜になるととたんに冷え込むため油断大敵です。



ボタニカルガーデン


この機会にブルージュやアントワープにも久しぶりに足を延ばして、ブリュッセルではラーケン宮の温室を観て、とプランは色々あったのに結局その半分もこなせず、もっぱらルーヴァン界隈で散策。これはボタニカルガーデンのチューリップ、白とパープルの組み合わせがシックで目に新鮮です。この日は4月最後の日、閉演間際でそそくさと観て終わったのですが、5月1日からは夏時間が始まり夜8時まで開園しています。
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日の丸(BENTO)バッジ

はじめのお知らせから1日遅れで、東北大震災被災者支援バッジが納品されたことを聞き、週末土曜日に我が家からは徒歩5分の大学キャンパスへ取りに行ってきました。



KULバッジ


すると、出来上がってきたのは、ご覧のような白い四角いバッジでした。(最初に銀バッジとご案内したのを訂正させていただきます。)日本の国旗である日の丸の下に小さくK.U.LEUVEN for JAPANとあります。その赤い〇がちょっと小さ目なので、日の丸弁当のようにも見えますね。(笑)K.U.というのは大学の正式名称カソリック大学のイニシャルです。1425年に設立されたルーヴァン大学は、その昔僧侶を育成する宗教大学で、かの有名な地理学者メルカトルや、哲学者エラスムスを輩出しています。日本学科もあり、大学のHPでは日本語のページも用意されています。



バッジポスター


ショップで出す案内のポスターです。最初は上のように英語で作ったのですが、その後お客様からの指摘で、現地の言語であるオランダ語でも作成しなおしました。大学街なので、ほとんどの場所で英語が通用するのですが、公的な文書は公用語である3言語(仏語、蘭語、独語)のどれかで記載されなくてはなりません。ルーヴァン市はオランダ語圏で、地元の人は皆オランダ語を話します。



バッジ


襟元につけるとこんな感じです。(この写真では文字が上に回っています。)白に赤一点はどんな服の上でも人目を引きます。つけたばかりのときに、うっかり道に落としたら、拾ってくれた方が「あらあら日本の国旗が落ちたわよ。」と言って拾ってくれました。国旗だということも何のためにこのバッジをつけているかも、説明せずとも地元の人が知っていてくれているのはありがたいことです。



※ちなみにアジア人といえば中国人が多勢であるのはこのルーヴァン市でも例外ではありません。ルーヴァン大学で学ぶ外国人留学生は、オランダ人についで中国人は400人以上。これまでは道を歩いていると「ニイハオ!」といわれることがほとんどでした。日本人駐在員の数は現在ブリュッセルについで2番目、アントワープ、ゲンとよりも多いそうです。
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フリスビー犬

毎日同じ道を散歩すると、日によって新しい発見があります。これは、犬の可愛さを共有できる光景。



フリスビー犬1

走って、



フリスビー犬6

追いかけて、



フリスビー犬3

捕まえて、



フリスビー犬4

スタートに戻る。



フリスビー犬5

犬だけでなく、飼い主の男性も楽しくって仕方がないといった表情。







実は私もフリスビーを今年から夫とはじめました。単純な動きを繰り返すだけですが、30分も続けると結構汗が出てきます。スポーツの基本動作が一応すべてはいっているのでお手軽な全身運動。最初はうまく投げられない、投げられても受け止められないの繰り返しですが、数回続けているとそれなりに上達します。もっともこのワンちゃんの動きには程遠いですが。
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青空記録更新

春の遅いベルギーにいまだかつてこんなに穏やかな3月があったでしょうか。今日も抜けるような快晴。気温もあがって半袖姿の人も多く見かけました。



快晴1


昨年には気がつかなかった花を見つけ、ひとたびその存在に気がつくともう目が離せなくなってくる。世界には気がつかないだけでまだまだたくさん素敵なことが溢れている…そんな気持ちにさせるほど空は青いのでした。



快晴2


楽しいことも苦しいことも多くの偶然の上に重なり合っているとするなら、今日一日が輝くように美しく思えることを大切にしようと思います。
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ルーヴァン桜道通り抜け

リングロード、ルーヴァン桜すべてほぼ咲き揃いました。日当たり加減で少し遅めの木も今が満開。せっかちなのは散り始め。いずれにしてもお花見をするなら今週末までがピークでしょう。



リング桜1


白い粉をまぶしたような気品のある立ち姿。ソメイヨシノの花言葉は、「賢い美人」だそうです。ソメイヨシノが散り去った後に咲く山桜は「私を見て」。



リング桜2


道幅の広いリングロードには、歩道と自転車道がきちんと区分けされており、花を楽しむ人は自転車のスピードに巻き込まれることなくゆっくり花を楽しむことができます。花のある場所にはベンチを設置した広場もありますが、人の姿はまばらです。桜を見れば木の下に座り込んでしまう日本人からするとなんとも贅沢な静かな時間が流れています。



リング桜3


ルーヴァンに移り住んで8回目の春。この桜並木の傍に引っ越しをしたおかげでその開花の様子が気になって散歩の日課ができました。



今日午後、大学の教室を借りて、東北大震災被災者支援について集会が開かれました。日本人留学生が被災者を励ますために作ったという試作ビデオを観たり、日本で実際に被災したというベルギー人の方の募金活動の状況を聞いたりして、色々な方が色々な活動をしていることを知りました。ルーヴァンカソリック大学では、今回バッジを5000個作り、1個2€で販売し、その売上を赤十字社に送るそうです。ユーロライフスタイルでもこのバッジの販売を行います。納品配布はこの金曜日を予定、まだ実物を見ていないのですが、日の丸の下に「KULeuven」とあるそうです。
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春の訪れ

春分の日から始まる今週は、天気予報では、快晴続き。金曜日までずっと晴れマークです。



水仙


ルーヴァン市リングロード沿いに咲き始めた水仙です。花言葉は「うぬぼれ、自己愛」。ギリシア神話のNarcissusの由来によるもので、「人を愛せないものは自分だけを愛せばよい」と復讐の女神に呪いをかけられた少年がこの水仙になったととか。そんなエピソードとは裏腹に、明るい春の日差しの中に群生する清楚な白い花にはまったく別のメッセージがあるような気がします。



今日は、日本から何通かメールをちょうだいしました。どれも、震災後ようやく少しずつ日本が落ち着いてきたという内容です。どんなに苛酷な現実でも人間いつまでも下ばかり向いてはいられないですね。土の下から頭をもたげる水仙の花は、悲嘆から立ち上がる潔い人の姿にも似ています。
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それでも春は春

先日お伝えしたリング沿いの花並木は、今や5分咲き、7分咲き。すでに花びらが舞い落ちています。



春の兆し1

そしてその花の正体はやはり「桜」。見てください。立派な花柄と花びらの縁の切れ目。



春の兆し2

木によっては既に満開。どれも同じ種のようなのに、

人と同じでせっかちなのとのんびりしているのとまちまち。



春の兆し3

並木道にはサイクリングロードと歩道が分かれて敷かれています。

日本でもこうあってほしいもの。



春の兆し4

戦没者記念碑の傍は特に日当たりが良いので開花が早いです。

この日気温は18度まであがり、傍らのベンチで読書する人の姿もありました。



春の兆し5


撮影中もはらはらと地に舞い落ちる花びら。

ベルギーの少し早い春の訪れです。
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桃か桜か

週の初めに、北の国ベルギーでの「開花宣言」をお知らせしました。その時は時期的に「桃」と書いたのですが、実は迷っています。



桃桜

古来より、梅、桃、桜の見分け方は非常に悩ましいようで、

歌舞伎「京鹿の子娘道成寺」の中でも、「梅とさんさん桜は何[いず]れ兄やら弟やら」

と唄われるように、ぱっと見た目では区別がつかないそうな。



桜桃2

私は花の見分けが厳しいときには木の幹を見て、

小刀で切ったようなキズのような跡が横に走る幹であると、

「桜」だと思っていました。



桜桃4

世間の多くの人は、枝からの花の付き方をみて区別しているようで、

桜が桃や梅と異なる一番の違いは、この花柄。

枝から伸びたこの部分が長いと桜、短いのが桃。

花柄がなくそのまま枝から花がついているのが梅なのだそうです。とするとこれは「桃」?



桜桃3

でも横にある同じような幹の木を見ると、こちらは歴然と「花柄」がある。

するとこちらは「桜」で、桃と桜が隣り合って植えられた、と考えるべき?



桃桜2

また別の説によると、「桜群れ桃夫婦咲き梅孤高」、桃は一か所から2つの花が咲き、

桜はたわわに、梅は1輪のみで咲くそうです。

とすると、これは「桃」?



桃花4

そうかと思うと、別の枝ではこのように小学生のおしくらまんじゅうのようににぎやかな枝も。

それではこれは「桜」なの?



桜桃

花びら一つを見ても、「桜」特有のキレ目がついていうようにも見えますし…。

でも山桜に代表される八重の桜は日本でも時期が遅いですよね…。



「梅」はその芳香で尊ばれ、木自体も小ぶりのものが多いので、

見分けることは比較的容易ですが、

実のならない「花桃」とソメイヨシノ以外の「桜」は本当にやっかい。

日本の桜の開花は今年は早め、関西では25日ぐらいと予想されているそうです。

それに先駆けてこの寒いルーヴァンで、桜が咲くはずはない、のですが、

見れば見るほど悩ましい、ルーヴァンリングロード沿いの花並木です。



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