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amuse bouche?amuse gueule? - 口を楽しませ、目を楽しませるものー

  季節変わり、日が伸びて気温が上がるとともに来るこの解放感。5月って本当いいですね。GWから始まるだけあって既にもうバカンス気分。テラスや戸外で過ごす時間も増え、半袖やサングラスが登場するのもこの時期。

そんな新しい季節の始まり、ちょっとしたホームパーティー、したくなりません?

 

 

  軽いお酒とちょっとしたつまみがあれば、親しい人を呼んで夕方からお外でちょい飲み、パリの人たちがアペロと呼ぶ大人の習慣です。初夏から盛夏にかけて、パリのカフェやお家の庭やテラスで、夕方仕事帰りに、夕食前に、三々五々集まる人はみんなアペロが目的。アペロとはアペリティフ(食前酒)のことですが、そのアペロに欠かせないパートナーがアミューズです。

 

 

  アミューズはメインディッシュの前にいただく一口サイズの前菜のこと。英語でアペタイザーはその名の通り、「食欲をかきたてるもの」ですが、そこはフランス語、ちょっと気取って、「amuse bouche、または、amuse gueuleー口を喜ばせるもの」となります。boucheは人の口、gueuleは獣の口。だからアミューズギュルといった方がちょっと茶目っ気がある感じかなぁ。

 

 

 

 

  オシャレであってもカジュアルであっても、ナイフ&フォークを使わずして食すのがお約束。なのでパンや殻などそのまま器になるような食材はアミューズに最適です。フィンガーで、あるいは小さなスプーンで食べられるのが理想。高級レストランのアミューズは、レンゲのようなスプーンのようなお皿に盛られたりしますが、ビストロやカフェで見るアミューズは、木製のボードに生ハムやチーズをこんもり載せただけの手がかからないシンプルなものが多いです。

 

  この5月、エルスではバックヤードのスペースを利用して、毎週木曜日の17:00からアペロサービスを行ってます。その際のアミューズがこちら。

 

 

  きゅうりとエビのマリネ、プチトマトとモッツレラチーズ、バジル添え、イチゴとプチシューの糖蜜がけ、どれもスーパーで入手できる食材を一口大にカットして楊枝にさしただけ。30分もあれば完成しますが、この一口大にして用意する、という一手間がおもてなしの心。異なる種類をこんもりお山にするだけで見栄えもいいですし、赤を使うと華やかで食欲もそそります。

 

 

  アミューズだからこそ、テーブルセッティングや盛り付けにこだわる、それもヨーロッパの暮らしから教わったことです。肩の凝らないおしゃべりがこれに加われば、理想的な夏の夕方の過ごし方。ちなみに、アペロには職場の同僚は誘わない、というのがパリでのルールです。アペロという気軽なちょい飲みをクッションにして、お家に仕事のストレス持ち帰らないという、大人の知恵。この5月から実践しませんか?

 

 

 

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