ロンドン街歩き_ケンジントンガーデンズと新・デザインミュージアム

  6月前半、パリのアパルトマン10年目の改修工事のため、ショップをお休みしてパリに飛びました。到着その夜から大工さんと打ち合わせ。翌日から壁塗装のためアパルトマン全体が養生されてしまうと塗装が終わるまでもう身の置き所がない。そこで別途進行中のアート買付案件のため、パリから久々のロンドンへ移動。

 

  ケンジントンガーデンズの直ぐ近く、地図でいうと公園より北のランカスターゲート駅徒歩3分に位置するこじんまりとした英国式の建物が今回のお宿。2日目の朝、お約束のイングリッシュ・ブレイクファストをいただいた後ロンドン街歩きが始まりました。ボリュームたっぷりの2皿(メインと前菜のサラダ)はご覧の通り。卵の焼き方はサニーサイドアップを注文。

 

 

 

 

  朝食の卵焼きは空振り。6月梅雨のないヨーロッパはからりと晴れているはずですが、さすがロンドン、この期待を裏切らない曇り空、いかがです?その日お目当の美術館は公園を突っ切ると早いとホテル支給のGPSが教えてくれたので、小雨散らつく園内をひたすら歩きます。しばらく歩くと目の前に現れたのは大きな池。野鳥が降り立ち身繕いしたり餌をついばんだり。公園の多さと広さで有名な大都市ロンドンならではの光景です。

 

 

  池の前には親子連れがパンくずでもやっているのでしょうか。近寄っても逃げない様子から、近隣に住む人とこの池に集まる野鳥たちの間にはそこそこの信頼関係もあるようです。芝生の傍らには「野鳥を愛しているなら賢く餌をやってね」との掲示板。

 

 

  ケンジントンガーデンズの敷地内にはケンジントン宮殿があります。時代とともに当主は移り変わり、現在はケンジントン公ウィリアム皇子とその妻キャサリン妃がお子さん達とお住いだそうですが、その一部が公開されていおり、特別展「DIANA Her fashion story』が来年まで開催中。この展示会ではダイアナ元皇太子妃の結婚当時から亡くなる直前までの、元妃を偲ぶ人々の記憶に残る25着のドレスを紹介しています。上の画像はヴァルサーチデザインのドレスを着用した交通事故に遭う少し前のダイアナ元妃。結婚当初の若い頃の彼女は大きく膨らました髪型と同様、寄宿学校の女学生のようなクラシックなドレスが多く、この大きく胸のあいたグラマラスなドレス姿の彼女は成熟した大人の女性としての自信に満ち溢れ、目を見張る変身ぶり。その後このドレスはチャリティーオークションで2,400万円で売却されたそうです。

 

 

 

  さて、ケンジントンガーデンズを抜けたその西に新しく移設されたお目当の美術館、デザインミュージアムです。コンランショップのテレンス・コンラン卿が主宰する財団によって開設されたこの美術館は、その名の通り、20世紀の優れたデザインを集め、社会とデザインの繋がりを深め、その普及に努めるることを目的としているのだそう。常設展の入り口には、ご覧のような20世紀を代表する誰もが知っている優れたデザインの商品の数々。中央ロンドン地下鉄のこのサイン、地下鉄路線図の生まれた背景が紹介、その発想から完成までのストーリーに改めて納得。

 

 

 

 

  新設されたデザインミュージアムは広く開放的で、どこから見ても絵になるのですが、私が最も関心したのがこの眺め。3階サイドウォークの手すりから地階メインホール全体が見晴らせます。中央にありながらも変則的な2つの階段の作り、照明効果など、建築としても見どころ満載な美術館、ロンドンに行かれるなら必見です。

 

 

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日本庭園をイメージした5月の香り - Jade Temple by Designers Guild -

5月も半ば、今朝京都葵祭のニュースを観ました。古の装束に身を包んだ斎王代の美しさもさることながら、既に盛夏といった気候の中、20kgもあるという衣装を着ての行進はさぞや大変でしょう。京都のお姫様のファッションとは裏腹に、昨日ショップでは、半袖の綿シャツといった軽装で心も軽く、パラソルを広げてテラス席が使えるようにセッティングしました。何と言っても5月の醍醐味は、このカラッとした晴天!梅雨までの短い間ではありますが、まるでヨーロッパにいるような心地良いそよ風に、戸外で過ごす楽しさを実感しています。

 

そんな中、人気のアロマシリーズ、英国ファブリックブランド、Designers Guild - デザイナーズギルドの、ルームフレグランス&ディフューザーセット、Jade Temple- ジェイドテンプル -が入荷しています。

 

 

ご覧のように、Jade Templeは、青が基調のパッケージ。白地に描かれているのは、柳の生い茂る東洋の庭。「翡翠の寺」と称されるこの画は、静かな日本庭園をイメージしたものだそうです。香りは、ジャスミンとハイビスカスの配合フローラル系。確かに自己主張し過ぎることなく、落ち着いた「静」の印象、春から夏にかけての今の季節にピッタリです。

 

100%ソイキャンドルで作られたアロマキャンドルは点火してから約40時間もつとされています。10分ほどつけていると十分に香りが拡散されますので、こまめに消すことでより長く楽しめます。一方、ルームフレグランスの方は、お使いになる場所と使い方次第ですが、セットに入っているアロマオイルがなくなっても、オイルだけ追加で買い足せます。リビングや書斎など、人の目の届く場所にはアロマキャンドル、玄関やトイレなど人の目の届きにくい狭い場所にはディフューザーを使ってアロマオイルを使い分けるのはいかがでしょう。キャンドルとオイルで同じ香りで統一できるのもこのシリーズの特徴です。

 

最近はショップでもこのJade Templeのキャンドルをつけていることが多いのですが、ご来店のお客様は「何だろう、いい香り」と、それが陶製グラスの中からのアロマであることにすぐ気づかれないこともしばしば。それだけ奥ゆかしく、「静かな」香りです。

 

この他、デザイナーズギルドのアロマシリーズには、ラベンダーベース、紫色のパッケージのAlexadriaスイートピーベース、淡いピンクのパッケージ、Nymphaeaベルガモットベース、グリーンのパッケージのTulipaniの3種類。どれも素敵な大人の香りですので、季節に合わせて使い分けてみていただけたら。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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初夏のニューフェイス - ミラノで活躍したアイテムたち

  4月半ば、久しぶりにミラノに行って来ました。インテリアデザインでは最も大きな見本市、ミラノサローネです。今回2度目。10年以上も前に最初に訪れた時は、まず人の多さに圧倒されて何が何だかさっぱりわからないまま帰国しましたが、今回はあらかじめ目標も定めてサクサクと会場周り。

 

 

 

  MINOTTI展示場にて、日本のnendo、佐藤オオキさんデザインの椅子、TAPEを発見。ソファのクッションには重りが仕込まれていて、前に倒しても一人でまるで起き上がり小法師のように元の位置に戻ります。脚に円を描いたカッパーを使ったリングテーブル、波をイメージしたシェイプが印象的なウェイブサイドテーブルも、大振りな家具の中にあってちんまり小宇宙を完成させているのがさすが。

 

  その旅行で大活躍した今シーズンの人気アイテムをご紹介します。ウォッシュママの新しいショルダーバッグ兼バックパック。スクウェアな形が新しい「Boston Bag」です。日本で言われるボストンとはちょっと形が違いますが、これがなんとも使い勝手がいいんです。

 

 

 

  まずは、書類が入りやすい。展示会ともなると、美しい商品カタログや価格リストなど紙モノをたくさん集めることになります。そこで平べったいこのスクウェアなカバンが活躍。背中に背負うことができるので、結構な重さになってもかなりラク。芝刈りのおじいさんスタイルですね。またPCノートも楽々実に収納しやすいです。また縦にも長く、PCやカタログに加えてペットボトルや傘などもうまく横のスポットに入ります。

 

 

 

  旅の移動には何を着ますか?飛行機で睡眠をとる時はゆったりしてシワになりにくいものが理想ですし、荷物を多く抱える時には嵩張らずできるだけ身体をカバーしてくれるアイテムが便利です。このスカディー のコーティングカットソーは、丈長めで袖も長袖から五分袖にくるくる巻き上げられる2WAY。当店の定番で、これまで、グレー、ブラック、チェック、そしてこの白と、色は変われど同じ形で売れ続けているロングラン。100%コットンですが、パリッとしたテクスチャーと立体的なカッティングで、実際に着用してみると、気になる部分(お腹とお尻)をさりげなくカバーしてくれます。開いた襟に特徴があり、鎖骨が綺麗に見えます。開きが気になる方は、あとで紹介するリネンスカーフとの併用がおすすめ。

 

 

 

 

  いや、やはり前が空いてるシャツタイプの方が、とおっしゃる方にはこちらがおすすめ。同じくスカディー 、Finx Cottonシャツ。上質な綿素材でジャケット感覚で着ていただけます。寒暖差の大きい季節の変わり目、へたらない厚手の綿は強い日差し、朝晩の冷え込みにも心強い一枚、旅行には特にお勧めです。マニッシュなデザインではありますがまるで絹のような光沢のあるベージュは、女性が着るとスポーティになりすぎず、程よい上品さです。

 

 

 

 

  フォグリネンスカーフ、ロセリエ 。首元の皮膚はお顔と同じぐらい敏感で日焼けしやすいもの、春先から紫外線よけにスカーフは欠かせません。ロセリエスカーフは、ヨーロピアンカラーが全部で5色。画像左のアシェはニュアンスのきいたグレーで、ブラックにもネイビーコーデにもよく合います。右画像のブルーブルーエは、絣のような織柄に特徴があります。素材はもちろんリネン100%! さらりとした肌触りで暑苦しくなく、汗をかいてもすぐに水洗いできるので気兼ねなく毎日使えます。

 

 

  ヨーロピアンな色、といえば、家具の世界でも今年は発色の美しい美人なソファにたくさん出逢いました。レザー使いで定評のあるイタリア高級家具、Baxterのブースでひときわオーラを放っていたのがこちら、LEATHER SOFATAXTILE。完璧な一体感と思いきや、背もたれと座面は切り離すことができ独立したパーツになっているのだそう。ブースにはこの色の他、美しいライトブルーも。どちらも今年の色だそうです。

 

  大人の旅がテーマの、エルスオンラインショップ。この他にもお役立ちのトラベルアイテムがたくさん!使い方やコーディネートなどは、FBでも紹介して行きます。ケアの仕方や、色のヴァリエーションなど、何かご質問があればお気軽にメールで。

 

 

 

 

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